<第1回:英語ができるようになりたいなら、まずはこれを見よ!>

「英語ってなんですか?」
最も簡単でシンプルなクエスチョン。
あなたならどう答えますか?

私がこの問いを生徒たちに投げかけると、これまで「イギリス語!」「世界共通語!」、中には「言葉。」など、さまざまな回答がありました。
どれも間違いではありませんが、これを“人”に置き換えるとどうなるか。

「“タイガーウッズ”ってどんな人ですか?」
「アメリカ人」「世界的ゴルフプレーヤー」もしくは「人間。」という具合です。
かわいいですが、残念ながらその人の特徴に迫った感じ、とはいかないですよね。

得体の知れない人とうまい具合に付き合うことは難しく疲れるように、正体不明な言語をやらなければいけないからという理由だけで勉強するのは、大きなストレスがかかって当然です。
実は学校の先生でも端的かつ即座に答えられる人は多くありません。正体がわからないものを教え、正体がわからないまま教わる。結果、6年間英語を勉強したが、よくわからずじまい。これがありがちなサイクルです。高校時代の私がまさにそれでした。
もちろん理屈抜きに好きならば、それはそれでとても素晴らしいことですが。

結論を言いましょう。
英語は「世界の主要国の中で、もっとも簡単な言語」です。とてもやさしい人なのです。
そもそも難しければ世界に広く定着しません。誰にとっても修得しづらい言葉であれば、いくら大英帝国がたくさん植民地を持っていたとかアメリカの影響力だと言ったところで、残りませんし広がりません。簡単で便利だから皆、使うのです。

では、英語が苦手な人の原因は何なのか?
英語自体に問題がないのであれば、学習の仕方にどこか問題があるということです。そこを明らかにすれば、アプローチの仕方が根本的に変わり、やり方が変われば必ず結果が変わります。

言い換えるなら、「英語を学ぶ上での原理原則」をしっかり押さえる。そこから始める。そうすれば英語はそれ自体が簡単で面白い事に気づくことでしょう。このブログ最初の5回シリーズでは、その「原理原則」についてお話したいと思います。英語が苦手な方もそうでない方もまずは必読です。

熊本ザ・グローバル学院
学院長 糸岡天童

熊本市中央区にある英語塾 熊本ザ・グローバル学院

糸岡