<第27回:【必見】リスニング力アップのための超勉強法、大公開②>

リスニングの点数を上げたければ
まず書いてください。

意外ですか?
でも、ぜひ一度やってもらいたい方法です。

よく子供達は言うんです。
「せんせー、今回リスニングが難しかったですぅぅぅ」
「リスニングが悪くて、あと2点足りませんでした(涙)」

私は「そうか、そうかー」と聞き役から入るのですが、
皆がひとしきり話し終わった後、一つだけ質問をします。

「で、リスニングの勉強は何をしてたの?」

すると答えは二つのパターンに分かれます。
①「いや、なにも、、」←これが90%!(笑)
②「予想問題のCDは聴いてみたんですが、ダメでした」←少数派

①に対してはもうノーコメントですが、
問題は②のタイプの子です。

「リスニングしながら、聴こえた英語を文字起こしする」

これは授業の中でも実践練習を行っていることですが、
意外と自宅に帰ってからもやっている子は少ない現状です。

何度でも聴き直していいんです。
聴こえないところは空けておいてもいいんです。

大事なことは、どの部分の音が聴き取れないのか、
「わからない箇所を、わかるようになる」ことですから。

しかしながら、手間と根気と時間がかかります。
それを面倒くさがってはいけないんですね。

CDを聴いて、問題を解いて、答え合わせをして終わる。
これでリスニングが克服できるなら、
誰でもすぐに、あるいはとっくに得意になっているはずなんです。

もしあなたがリスニングが苦手なら、
これまでの学習法のどこかが間違えているということです。

これまでのやり方の結果が、今の結果です。
結果を変えたいなら、やり方から変えた方が早いのです。
たとえそのやり方が、手間や時間がかかるものだとしても。

分からない箇所が分かったら、
リスニングの原稿が問題集には必ず載っていますので、
どのような文章だったか文字で(視覚で)確認しましょう。

聴こえた「つもり」の部分も、
本当に正しかったか、必ず添削してみましょう。

そして、もちろん
知らない単語や言い回しがあれば、
どのような意味か辞書で調べて
「理解」しておかなければなりません。

その上で、分からない箇所が分かるまで
CDと同じように声に出して読んでみてください。

そうすることによって、弱点は一つづく克服され
自分が思い描いた点数を取ることができるようになるのです。

ローマは一日にして成らず ”Rome was not built in a day.”。
しかしながら、
苦あれば楽あり。”No pains, no gains.”

学習はかくも地道ですが、効果は保証付です。

なぜかって?

やってる子は前出の①でも②でもなく、
「合格しました!!」と言ってくるからです。

ぜひ実践してみてください。

次回、英検1次まであと2週間!
がんばりましょう!

熊本ザ・グローバル学院
学院長 糸岡天童