シンガポールツアー・レポート【DAY 3 -episode③「イチロー・ナイト!!」】
「Vivo City」はシンガポール最大のモールで、セントーサ島からは無料のモノレール1駅で着く。
3階には、1940年代~1970年代のシンガポールを再現した内装で異国情緒豊かな雰囲気の中、シンガポール各地の有名な屋台料理に加え、中華、マレー、インド、タイ、ベトナムなど、アジア各国の店舗が軒を連ねているフードコート「food republic」で少し早めの夕食となった。
とはいえ、私は現地アシスタントとイチロー先輩を交え、翌日のスケジュールの確認をしなければならなかったが、ありがたいことに土地勘のあるアシスタントに先導をお願いしたところ快諾してくれたため、少し落ち着いて食事を楽しむことができた。
エキゾチックな雰囲気も、海外気分を助長してくれる。
この日朝からのもう一つの懸案事項であった迎えバスとの合流も、イチロー先輩の的確な誘導もあり、無事にクリアー。私を含む7名はここで、「ホテルに戻る組み」を乗せたバスをお見送り。
いよいよ、シンガポール1の危険地帯に潜入⁉ 『イチロー・ナイト』の開幕です。
(アジア特有の熱気の溢れる「food republic」)
せっかく遠い異国の地にきて、ただ有名どころを観光するだけじゃつまらない!
そこに住む人たちのリアルな生活や、きらびやかな裏側にあるもう一つの街並みまで見てこそ、その国をより深く知ることができる。
これも「世界を学ぶ」上ではとても大事なことだと思っており、実際に私はアメリカ在住の頃から行く先々でよく「スラム街」にも入り込んでいた。
(※ただしその一方で、そのたびに危険な想いや体験もしているので、みなさんは絶対にマネをしないでください!)
今回は、現地に長年住んでいるイチロー先輩のエスコートがある事、「危険」とは言っても世界トップクラスに治安のよいシンガポールである事から、事前に十分な安全性の確認をとっていることは付記しておく。
さて、我々一向はその地域まで地下鉄を使って移動することとなるのだが、シンガポールの地下鉄のシステムが、
「便利すぎて不便!」という典型で、非常に分かりずらい!
簡単に言えば、IC化先進国であるため「切符」というものが存在せず、大人は手持ちのクレジットカードをかざせば乗れるのだが、またこれが翌日に新たな問題を引き起こすこととなるとは、この時はまだ・・・いや、わかってた(笑)。
正直、この時点でなんとなく明日は大丈夫かと、嫌な予感はしてた(苦笑)。
(薄暗い街並み。よく見ると道端に座り込む人影が・・・)
実際に到着してみると、これまで見てきたシンガポールとはやはり一転、まずうす暗い。
道も狭い路地裏のようなところが多くなり、真っ暗な道路わきにはホームレスのような人々があちこち座り込んでいる。
15分くらい歩いただろうか。人が多い区画に出る。路上で謎の薬を広げ、座って売っている人もたくさんいる。ネオンを掲げた怪しげな店もある。雑貨や野菜を売っている店多数あるが、ドアがなく道側のシャッターを開け放っているため、ドリアンのにおいが鼻をつく。途中、スーパーのようなお店で全員水を購入したが、1ドル程度と格安だ。道行く人はインド系の人が大多数となり、一帯がまったく違う表情を見せている。
そんな中、路上までテーブルとイスを並べてある一見の食堂に入り、ようやく腰を下ろすことができた。
おつまみにシンガポールのカレーやカエル料理などを食べながら、他愛のない話に花を咲かせた。いつもの熊本県の黒髪ではなく、
あらためて日本を出てシンガポールでゆっくりイチロー先輩を囲んで、大将たちとこうやって食事をできる事が、念願がかなってとても嬉しい時間だった。
(身長190センチくらいの大男、イチロー先輩がいると非常に心強い!)
一方で、スマホには容赦なく長文のラインメッセージが次から次へと届く。
翌日の先導を引き受けてくれたアシスタントが、電車の時間やルート、乗り換え案内や、先ほど私も経験したばかりの「切符がない駅」の通過手段など、細かく調べて送ってくれる。それ自体は責任感ゆえであるしありがたいけれども、情報をまとめずに全部かたっぱしから送ってくるので量が多すぎるし、要点が分かりづらい。
もちろんその情報がなければ、今夜自分でホテルに戻ってからやらなければいけないことなので、やはりありがたいのだが、皆さんとのせっかくの時間、途中から話に加われなくなる。非常に複雑な想いで、しかしながら明日、無事に最終日を終えられるためなので、対応を優先せざるを得なかった。
朝から一日中炎天下の下にいたこともあり、皆さんもお疲れだったので、23時頃にはお開きとなった。
イチロー先輩とはこの旅行中、結果としてこれが最後にお会いする機会でもあった。
タクシーでホテルまで戻り、そこからクレジットカードを持たない小学生から高校生のために翌日の地下鉄に乗るために必要な専用ICカードの購入方法確認を、弊学院のHP作成・管理をしていただいている会社の社長さんと一緒に近くのコンビニで実際にやってみて確認し、2日目を終えることとなった。







