<第44回:「英検二次面接対策」を始める前に、コレは知っておこう!>
2020年度第3回英検の1次試験が終わりました。
弊学院には即日採点サービスがあり、当日、自分の解答を写メで送ってきた人には、ライティングまで含めた採点を無料で実施しております。
すでに合格見込みの生徒たちは
二次対策へとコマを進めているところです。
今回は全体的に各級のレベルに適した良問揃いだったかと思います。
残念ながら厳しい結果が出そうな方々は、今後の対策法まで記した『どこよりも早い今回の英検:傾向と総評』をぜひご覧ください。
また、現在の英検は相対評価で合否が決まります。
つまり、平均点が悪ければ合格ラインは下がりますし
平均点が良ければ合格ラインも上がります。
一般的には合格目安は正答率65%~70%とされていますが、特にライティングの出来によっては、たとえリーディング&リスニングが50%程度であっても、合格する可能性は残っておりますので
必ず2月8日の1次試験合否発表は確認をするようにしてください。
以前、ある生徒はリーディング&リスニングで50%に満たなかったため完全に諦めてしまい、ネットの発表はおろか、合否通知が来てもなおほったらかしにしており、たまたま部屋の片付け中に捨てようとした時に見たら
『合格』
二次面接本番の3日前になってあわてて対策をしてほしいと申し出て、さすがに私に怒られた、なんていう生徒もいました(笑)
いまでこそ笑い話ですが、良く考えれば1次試験を通ったらたくさん褒められるべきところなのに、せっかくのお祝いムードも台無しでもったいないですよね。
余談ながら、とはいえそこは
二次合格率98.8%の実績
を誇る経験がありますので残り3日でもスケジュールをなんとかやりくりして、無事一発で面接も合格できたから良かったですが。
いずれにせよ、正答率だけでは判断できないのが今の英検です。
全体の平均点だけでなく、個々の問題の正答率によっても、CSEスコア(準2級なら各技能600点満点に換算された点数)は左右されます。
とにかく65%取ってても落ちる人
55%しかなくても受かる人がいるのが
現行の英検の採点システムなのです。
50~70%の間にいる人は
結果が出るまで油断をすることなく
手堅く2次試験対策を始めておくべきです。
おススメの対策独学の仕方は
次回、詳説して参りたいと思います。
熊本ザ・グローバル学院
学院長 糸岡天童