< アメリカでの、留学生のアルバイト事情>
さて、みなさん”ASAP”って聞かれたことはありますか?
実はこれ、ネイティブは日常的に使っているのですが学校の教科書にはなく、でも英検準2級で出題されたことがあるという表現なんです。
実際にどんな感じで使っているのか。
そのお話をする前に、少しまじめなトピックが続きましたので、久しぶりに私のアメリカ時代の体験を交えつつご紹介しましょう。
実はお金のない苦学生だった大学時代
そもそも私は大学受験に2度失敗し、その夏から出発予定で留学代理店を通してアメリカ行きを考えたもののその会社が直前に倒産をし、年明けの1月(アメリカは9月・1月入学となるため)にようやく語学学校(ジョージア州)に入る事ができ(この時すでに2浪と同じくらい)、そして1年かけてTOEFLのスコアを何とか取れて翌年1月に4年制大学(ミネソタ州)に入学してるんです。
ですから、分かりやすく言うと、ほぼ3浪と同じですね。
人生の中でいくつかある暗黒期のうちの1つです笑
そのような背景もあり両親には大変迷惑をかけたので、受講料以外:寮費(家賃)、水道光熱費、教科書代、食費、日用品代、交友費など一切は自分でバイトをしてやり繰りしていました。
アメリカでは原則留学生はアルバイト禁止ですが、キャンパス内に限ってOKなんです。
キャンパスの清掃員、カフェテリア(食堂)の皿洗い、ドリンクサーバーのメンテナンス、ピザの配達、ケータリングサービスなど、出来ることは何でもやりました。
授業終わり、4時ごろから入ってダブルシフトを組めるときは0時まで、可能な限り休まず働く一方、ただしアメリカの大学は多くのレポートをはじめとする宿題が毎日のように出ますので、英語が苦手な私はそれをやるのにも他の人よりも時間が必要で、1日に3時間睡眠は当たり前。3日間寝ないこともしばしばありました。
そのうちキャンパスでは「寝ない男」として有名になりましたが笑
渡米までダメダメな時期を過ごしましたけれども、幼少よりスポーツ(水泳・少林寺拳法・器械体操など)をやってきていたので、幸い人並み以上に体力と根性だけはあったようです。
バイト歴も長くなると良い環境へと担当も変わっていき、いちおう花形の一つであった「ピザハットの調理業務」に入れるようになったんです。
(次回へ続く)