<第26回:【必見】リスニング力アップのための超勉強法、大公開①>

前回まで「英語と日本語の違いすぎる○○」文法編をお送りしてきました。
「違いすぎる」ところを意識的に押さえれば英語は簡単だと信じて、
入口を間違わずに進めることが大事という話でしたね。

文字(→単語)編、文法編ときて、あとは音編なのですが、
これに関してはいずれ弊学院のYouTube「GLOGAKUちゃんねる」
詳しく説明をしていくつもりですので、ブログでは割愛させていただきます。

(YouTube「GLOGAKUちゃんねる」はこちら
https://www.youtube.com/channel/UCwa6fdf1MujVN9WcvW0a-Wg)

ですので、今週はそれに関して一つだけ。
「リスニング力をアップさせる勉強法」についてお話していきましょう。

そもそも、弊学院には説明会の時点で
英語が「苦手」「嫌い」とアンケートに記入される生徒が圧倒的に多いです。

それでも皆さん、英検や学校の成績、受験対策、将来の仕事・就活ためなど
様々な理由で苦手を克服し、英語ができるようになりたいという気持ちで
がんばって毎週通ってきてくれています。

さて、その中で、ヤル気はあるのに
少し空回りをしてしまっている様子の生徒がいました。
最近入塾したばかりの高校生の女の子です。

いつも授業の30分ほど前に来て、受付横の応接テーブルのところで
静かに読書をして待っているような、まじめなおとなしい子です。

そのような性格ですので、
少しうまくいかないことに困っている様子だったんですね。

ですので、私はその子に一度頭の中の整理をさせるべく、
こんな話をしたんです。

「今の目標は、英語の成績を上げて、
1年以内に英検2級まで取ることだよね。
成績を上げるためにはどうしたらいいか?

新しいことを覚えるのももちろん大事だけど、
分からないことが分かるようになる、これも大事だよね。

じゃぁ、分からないことが分かるようになるためには、
まず何が必要か。

自分は何が分からないのかが、分かっている。

まずはここからでしょ。」

いわゆる「無知の知」という言葉もありますが、
そのような難しい言葉を使わずとも、
原則は物事をシンプルに分かりやすく考えることです。

分からないことが分かるようになれば
おのずと力はついていく。
ただそれだけの話です。

今回は、リスニングの話でしたね。
リスニングも同じです。

リスニングが苦手と言う人は多いと思います。
音感が違いすぎるので、それはある意味やむを得ないとして、
問題は、リスニングのどこでつまづいているかです。

「聴き取れない」「難しい」と言っても始まらないですし、
それを克服しようと、ただやみくもに聴いたところで
そう簡単に効果は表れません。

リスニング力をあげたいならばまず
「自分が分からない、聴き取れないのはどこなのか、何なのか」
それをきちんと正しく把握することです。

原因がわからないまま講じる対策は、
もはや対策ではありません。
結果が出ない努力はどこかが間違えているからです。

「がんばったつもり」で終わらせないため、
では、リスニングならどのように
聴き取れないところを確認すのがよいのか

次回、具体的な勉強方法を大公開いたしましょう。

熊本ザ・グローバル学院
学院長 糸岡天童