<第65回:【海外で使える豆知識③】海外旅行でナンパ!?>

海外で長く生活していると、恋愛模様も様々です。

「国際結婚」ならぬ「国際交際」に発展することもあるでしょうが、向こうの学生間ではシェアルームシェアハウスが一般的なため、同居人とのトラブルも少なくありません。

例えば同じキャンパスの日本人の女の子から、同じ部屋のアメリカ人が自分の彼氏をいつも遊びに来させるのでとても困っていると、泣きながら相談を受けたこともあります。

さて、ところが生活していなくても、海外の男性はアプローチがとりわけ積極的なため、旅先でも声をかけられる可能性は大いにあるでしょう。

夢見た王子様のような理想的な男性なら素敵な話なのですが、残念ながら現実はそうは上手くいかないもので、気乗りのしない迷惑なお誘いにははっきり・きっぱり“NO”とお断りする勇気も絶対必要です。

とはいえ、比較的日本人は、特に外国人相手には、なぜか及び腰になりがちなんですね。女性の場合特になんとなく笑顔でやんわり断ろうとしてしまう。

すると、逆に「押せば何とかなりそうだ」と、相手をがぜんヤル気にさせてしまう悪循環。

女性が強くなった時代とはいえ、世界からすれば日本人女性はやはり群を抜いてやさしい。そこに魅かれる男性が多いという事実には、どうやら国境はないようです。もっと言えば、

日本人女性とお付き合いをするのは、世界の男子のステータスですらあるくらいです。

しかしながら望まないアプローチは、せっかくの海外旅行を楽しんでいる時にはただ無駄なエネルギーを浪費するだけですので、できれば避けたいところですよね。

そこで覚えておきたいのが

“Let’s pick up the girl(s).”

というフレーズ。

“pick up”

:「(軽いものを)持ち上げる」→「拾う」→「(駅などで人を)車で拾う(迎えに行く)」→「車に乗せる」

という表現ですが

「軽いものを拾う」から転じて「ナンパする」という意味でも使われます。

まぁ、失礼な言い回しですよね!!

でもなぜこれを覚えておくべきかと言うと

危機回避ができるからです。

つまり、“Let’s talk to the girl(s).”(あの女の子(たち)に話しかけてみようぜ)もそうですが、男性同士は英語なんてどうせほとんどわからないだろうと、意外とすぐ側で隠しもせず堂々とそんな会話をしていたりするものなのです。

ですから、「ナンパしよう」なんて聞こえたら、すぐさまその場から移動してください(笑)

少なくとも王子様はそんなセリフ使いませんから、淡い期待などせず、ささっと立ち去って逃げるのが一番です!

一方で、

そもそも日本人男性は、世界の女性の中でもトップクラスに人気がない

ので、見知らぬ海外の女性から親しくなるのが目的で声をかけられるなんていうことは、残念ながらまずありません(笑)

理由ですか?

外国の女性から見ると「レディファーストができないし、たくましさや頼りがいに欠け、自分の意思表示が弱く消極的である。加えて、昔の侍や亭主関白のイメージも強く、自分の居場所だけでは居丈高で頑固で偉そうに見える」から、だそうです。

なんか悔しいですね。でも否定しきれない。

日本男児、もっとがんばりましょう!

熊本ザ・グローバル学院
学院長 糸岡天童