シンガポールツアー DAY3・4④|マーライオンへ走れ!!

マリナーズ・ベイ・サンズ側からみたベイエリア。マーライオンは向かって奥の一番右端にある。

さて、最大のトラブルが無事解決し一安心したのもつかの間、私以外のツアー一行はマーライオンに向けて徒歩移動をしているため、急いで追いかけなければならない。

事前にマップで調べていたところでは、約20分程度。マリナーズ・ベイ・サンズとマーライオンが対岸に位置するベイエリアを、ぐるりと反対側まで移動することとなる。

事前情報では、美しい夜景をみながら、夕方以降涼しくなるシンガポール散策に最適ということではあったが、残念ながらゆっくり景観を楽しむ余裕はなく、ただひたすら走った。

気分は「走れメロス」。

ところが、思いのほか遠い。GPSで現在地を確認しながら進むが、徒歩で20分⁉走って20分の間違いじゃないか⁉というくらい時間がかかる。

息を切らしながらようやく追いついたのは、マーライオン現地だった。皆さんも一様に、この日の度重なる大移動に疲れ果ててしまっていた。

ちなみに初日2万歩、2日目も2万歩、この日は3万歩を超えていたので、足腰や体力はもう限界に近くクタクタ。

本来であればマーライオンの後はホテル近くの、初日の夜に行った「ニュートン・フードセンター」で最後に夕食を取ってから空港に向かう予定だったが、参加者の数名から、マーライオンの隣に立つモス・バーガーで夕飯を済ませましょうと提案があり、他の皆さんもしばらくはまだ動けないほどお疲れだったため、その場で簡単な食事に変更することとした。

大量に汗を流してのどもカラカラだった私は、一杯約2,000円のビールを一気に流し込み、ようやく一息。マーライオンの近くの階段に座り、なんだかやっとシンガポールらしさを味わえた気がしたものだ。

とはいえ、ホテルに迎えに来るバスの時間には戻らなければならない。

なんと、この日は偶然にも満月!!! きれいすぎる。

重い腰をあげ、みんなで最後に最高の記念写真を撮り、そこから最寄り駅に向かう。

途中

①生徒が両手で抱えていた袋が破れ、ものすごい量のお土産が無残に散乱する

②そのため先頭集団とはぐれ一時道に迷う

③ICカードを失くしてしまう生徒がいたり、ICカードに入っていたお金を使ってしまう子が出てくる

④なぜだかわからないけど別の子はICカードが機能せず改札を通れない事態が発生

⑤あまりのハードスケジュールに、とうとう1名の生徒が体調が悪くなりこれ以上の歩行ができなくなったため、タクシーでホテルまで送る

⑥ある中学生は携帯がつながらなくなっており、日本にいる保護者様が心配した結果、電車乗車中も私に数十件のラインや電話が入り対応に追われる

などなど、ほんの30分の間にこれだけのトラブルが続いたが、大将やHP会社の社長の強力なサポートもあって最後まで皆さんを叱咤しながら、無事にホテルへと到着することができた。

この道中の気分は、「超苛酷な運動部の、部活動そのもの」であった。

やっぱりこういう写真を撮ると、改めてシンガポールに来た実感が沸く

空港に向かうバスでマイクを握らせていただいた。

「皆さん、3日間、本当にお疲れさまでした。

皆さんの多くのご協力のおかげで、色々とありましたけれども、無事に全ての行程を終えることができました。本当にありがとうございました。

それにしても疲れましたね(笑) (皆さんも大きくうなずかれる)

最後の方は部活でもやっているようなノリでしたが、ふだんからの運動不足をあらためてひしひしと感じましたので、私は「熊本ザ・グローバル学院 山岳部」を立ち上げることにしました!

ぜひ山に登ったりトレッキングをしたり、もっと鍛えたい方は入部をお待ちいたしております!

・・・というのは冗談ですが、いまガイドさんともお話しておりまして、3日間を通して雨が降らないというのは非常に珍しく『ミラクル』なんだそうですよ。

皆様の日頃からの行いが良いからこそだと思いますが、日本で待っていらっしゃるご家族の皆さんに笑顔で『ただいま』を言うまでが旅行ですから、あと少しの間、どうぞよろしくお願いいたします。」

なお、このブログを書いている3ヶ月後になっても、山岳部は作っていない(笑)

この1枚で、私のすべての努力や苦労は報われた。最高だああああ!!!