<第31回:これを知らないとあなたの英語はダサく見える!②>
英検1次の合格発表があったのもつかの間、
もう二次試験が目前に迫ってきていますね。
弊学院でも、英検2級の1次を通過したスーパー中学校3年生をはじめ
2次対策が連日続いている状況です。
残りわずか、やれるだけの準備をして
本番では悔いのないよう全力を出し切ってもらいたいと思います。
さて、前回「英語は結論・伝えたいこと・重要なことが先」
日本語とは違い、回りくどく脈絡のない話は好まれないというお話をしました。
例えば「英語を毎日勉強することは大事だ」は
1.To study English every day is important.
2.It is important to study English every day.
どちらでも良いと学校で教わるかと思いますが、
厳密に言うと、違いはあります。
前に出ている方をより伝えたい。
ということです。
つまり
1.「毎日英語を勉強すること!これが大事」
2.「大事なことだからね!毎日英語を勉強するのは」
というニュアンスの違いがあるのです。
ライティングにおいても、二次面接においても
この法則は全てに適応されます。
ライティングでは各段落の一文目をトピックセンテンスと呼び、
まさしくその段落のまとめ、結論にあたる内容を先に書かなければ
構成点から減点をされます。
論述形の長文でもこの形がとられており、
特に長い長文では、各段落の1文目を読みつなげていくと
概要を素早く把握することが可能です。
さらに
名詞の修飾においても
「ミニスカートとハイヒールを履いてきれいにお化粧をしているおじさん」のように、日本語では一体だれの話か(=名詞)は最後まで聞かないと分かりませんが
英語では
“An older man wearing a sort skirt and high-heels and making up nicely”
先に”an older man”=「おじさん」と、結論を述べてから、修飾語句をその後ろにつなげていくのもこの法則の通りですね。
つまり、あなたが自分の英語を英語らしく
スムーズに使いたいのであれば
日常の日本語レベルで、
先に簡潔に自分の意見を述べる
この癖を付けることを徹底してみるといいかもしれませんね!
熊本ザ・グローバル学院
学院長 糸岡天童